在宅か?施設か?
皆、どうやって決めているんだろう。
施設にいてもらった方が安心。
でも、両親は元気だし、自宅がいいに決まっているし。
皆は、そうやって在宅か施設って決めてる?

施設に決まったパターン。
在宅に決めたパターン。
よくあるパターンを紹介します。
入院をきっかけに施設に行くパターン1
- 入院して、主治医から、「在宅に無理です。」と言われる。
- 家族から、「自宅では看れません。」と言われる。
- 本人から、「施設に行きたい。」と言われる。
- 一人暮らし。
- 老々介護。
- 24時間介護、看護が必要になる。
- 子供に迷惑をかけたくない。

入院中だったら、主治医へ相談して病院の相談室に繋げてもらうといいと思います。
認知症になって施設に行くパターン2
- 車の運転の更新手続きがうまくいかず、それでも車の運転を継続している。
- 認知症で何をするかわからず、24時間、介護必要になった時。
- 他人が入れないようなゴミ屋敷なっている。
認知症の診断があるのに車の運転をしている。免許を取り上げられてことを忘れている。事故に繋がる時は、家族から施設相談があります。
24時間介護が必要になると、老々介護、家族は就労していると在宅の限界で施設相談があります。
在宅生活をするにあたり、在宅サービスが利用できないと施設相談があります。

在宅生活の時に介護で悩んだら、担当地域包括支援センターへ。
情報提供をしてくれます。
- 施設を決める時、最低限決めておいた方がいいポイント!
- 予算。入居金はいくらまで?
- 月々の支払はいくらまで?
- 場所→子供の家の近く?、本人の自宅の近く?
- いつまでに決めるのか?→急いでいる?急いでいない?納得がいくところが見つかるまで探す?
- 在宅か施設か悩んでいるのか?

ポイントを押さえて相談をしていった方がスムーズに相談できると思います。
施設は2~3ヶ所は、見ていった方がいいと思います。
介護者がいなくなるパターン3
- 介護者が事故で亡くなる。
- 介護者が病気になる。
- 介護者が転勤する。

誰も看てあげれない。急にどうしたらいいんだ。
お金も年金しかないし、どうしたらいいんだ。

担当ケアマネジャーがいたら、相談をしましょう。
いない時は、担当地域包括支援センターに相談しましょう。
・ショートステイ。
・介護老人保健施設の入所。
・特別養護老人ホームへの入所。
*特別養護老人ホームは、要介護3以上じゃないと申し込みはできません。
ただ、特例があります。担当ケアマネジャー、担当地域包括支援センターへ相談しましょう。

非課税の方は、利用料が軽減されます。
申請をするまえに非課税世帯か確認してきましょう。
- 生計困難者等に対する利用者負担軽減制度→サービス利用料や食事代等の負担が軽減されます。
- 介護保険負担限度額認定証→居室、食事代等の負担が軽減されます。
- 介護と医療が高額になった時、医療保険の保険者、後期高齢者医療連合会からお知らせがあります。

介護と医療が高額になった時の参考ページは、練馬区のものです。
詳細は、お住いの市区町村でご確認くださいね。
在宅生活をするパターン4
- お金がないから。
- 本人が在宅を望んでいるから。
- 家族で看てあげたいと思っているから。
家族で看たいけど、老々介護、家族の就労等でできない時は、介護保険を利用します。

相談先は、担当地域包括支援センターになります。
担当してほしいケアマネジャーいたり、近隣にある居宅介護支援事業所があったら、直接、連絡しても大丈夫です。
- 生計困難者等に対する利用者負担軽減制度→サービス利用料や食事代等の負担が軽減されます。

施設同様、非課税の方は、条件を満たしていたら、申請できます。
まとめ
- 施設か在宅か、パターンはありますが、意見や情報をもとにご本人、ご家族が決めていきます。
- 非課税世帯で要件をみたせば、減額の申請があります。
- 施設にしても在宅にしても相談する場所はあります。
医師や病院から、「施設がいい。」と言われた。
→でも、在宅する方もいます。
在宅だったけど、施設に行った方もいます。
最期をどこにするか、色々あります。
答えはないので悔いのないようにしていいと思います。

相談場所もあります。
一人で介護を抱え込まないように相談していきましょう!

ちなみに我が家の例
父は、施設希望。
母は、在宅希望。
長女は、両親とも施設へ行き、自分も施設希望。
長男は、お金次第。
次女は、両親も自分も在宅希望。
結論
父は、パターン1予定。
母は、パターン4予定。

現在のところ、両親共に入退院を繰り返しています。
そして、なんと両親共に復活しています。
多分、両親共に”ぴんぴんきらりころり”を目指し、子供達は支援しています!