要支援と要介護はどう違う?あなたの疑問を解決!

親の介護

高齢化が進む現代社会において、介護の重要性はますます増しています。家族や親しい人が介護を必要とする状況に直面すると、まず「要支援」と「要介護」の違いについて知りたくなるものです。この記事では、この二つの違いを解説します

要支援と要介護の違い

まず、要支援と要介護は異なる介護サービスのカテゴリーに属しています。これらはどちらも介護保険制度の中で提供されるサービスですが、その内容は異なります。

おば春
おば春

2019年に事業対象者というのもできました

事業所対象者

事業所対象者は、日常生活にサポートをしそうになる人を対象にしています。具体的には、骨折や入院で一時的サポートが必要な人。治る見込みがある状態です。

**事業対象者**:一時的にサポートがあれば自立可能な状態です。

要支援

要支援は、日常生活に少しだけサポートが必要な人を対象としています。具体的には、食事や入浴などの日常生活動作が少し困難になっているが、まだ基本的な自立が可能な状態です。要支援には1と2の二つのレベルがあります。

**要支援1**: 軽度のサポートが必要な状態。例えば、買い物や掃除などの外出・家事支援が中心。
**要支援2**: 要支援1よりも少し多くのサポートが必要な状態。日常生活動作においても若干の支援が必要。

要介護

要介護は、日常生活の多くの場面で支援が必要な人を対象としています。要介護には1から5までのレベルがあり、数字が大きくなるほど支援の必要度が高くなります。

**要介護1**: 軽度の介護が必要。例えば、食事や着替えの一部に手助けが必要。
**要介護2**: 中等度の介護が必要。例えば、入浴や排泄のサポートが必要。
**要介護3**: 重度の介護が必要。日常生活の多くの場面で支援が必要。
**要介護4**: 非常に重度の介護が必要。ほぼ全ての生活動作に支援が必要。
**要介護5**: 最も重度の介護が必要。全ての生活動作に全面的な支援が必要。

サービスの比較事業対象者要支援1~2要介護1~5
介護保険の申請の有無地域包括支援センターが訪問し、チェックリストを行い、結果がでます申請が必要申請が必要
訪問介護
(ヘルパー)
訪問看護×
訪問リハビリ×
居宅療養管理指導
(医師・薬剤師・歯科・栄養士)
×
通所介護
(デイサービス)
通所リハビリテーション
(デイケア)
×
短期入所
(ショートステイ)
×
福祉用具貸与
(レンタル)
×
福祉用具購入住んでいる自治体で違う
住宅改修住んでいる自治体で違う
2024年現状

〈実例〉母は要支援になりました

きっかけは骨折をして入院をしたことをきっかけに介護保険の申請をしています

おば春
おば春

要支援2の母の状態を紹介します

  • 歩けるけど、継続して15分程度の歩行。
  • 動けるけど、継続して15分程度しか動けない。
  • 調理している最中も休憩しながら。
  • 何もしたくないという。
  • 調理もしたくないという。

本人はというと

要支援母
要支援母

歩けない!

立てない!

動けない!

  • 外出しても立ち止まってすぐ休憩…
  • 日中、横になっていることが増えました
  • 外出先、道の片隅で座り込んだりしました
おば春
おば春

遠方に本人の話では要介護ではと思いました。

訪問して確認をしたら、動けていました。ただ、気持ちが落ちて何もしません

寝たきりになりそうです

後悔していること

立ち上がり大変だと

電動ベッドを月1,500円の自費でレンタルしていました

このベッドがあることで昼間から横になることが増えてしまっていました

おば春
おば春

立ち上がりが大変だったこの時に事業対象者の申請をしてデイサービスに繋げておけばよかったと後悔をしています…。

結果、本人は行きたがらなかったので同じ結果になっていたかもしれません

最適な介護の選び方

事業対象者・要支援と要介護の違いがわかったところで、次にどちらを選ぶべきかについて考えてみましょう。

1. 日常生活の状況を把握

まず、対象者の日常生活の状況を詳しく観察しましょう。例えば、自分で食事を作ったり、移動したりするのにどれくらいの困難を感じているかを確認します。

2. 専門家と相談

介護認定を受けるためには、専門家の意見が必要です。地域包括支援センターやケアマネージャーに相談し、適切な介護認定を受ける手続きを進めましょう。

3. 家族や周囲の支援体制

家族や周囲の支援体制も考慮に入れます。家族がどれだけサポートできるか、または外部の介護サービスをどれだけ利用できるかを検討します。

まとめ

要支援と要介護の違いを理解することで、適切な介護サービスを選ぶことができます。どちらを選ぶべきか迷った場合は、専門家に相談し、対象者の日常生活状況や家族の支援体制を考慮して決定しましょう。介護は一人で抱え込まず、適切な支援を受けることで、より良い生活を保つことができます。

親の介護の為の我が家の取組
おば春
おば春

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